ダッカ(Dhaka)市内、ライエルバザール地区に住む女性にとって、ガスストーブは役に立たないものだ。料理を作るとき、間に合わせのバイオマス燃料ストーブを使ってこのガスストーブを作動させなければならない。
「料理には時間がかかります」
女性は日々の苦労について話した。
だが、彼女と同じ状況の人は多い。
ミルプール11やモハマドプール、ウッタール・カーン、ダクシン・カーン、アダバール、ライエルバザール、オールドダッカ、ウットラ、シャモリ、シェケールテク地区では、ガス不足が深刻だ。
ティタスガスの業務担当者であるHM アリ アシュラフ氏はこの状況を認識している。肥料工場や発電所が全力で稼働しているため、今シーズンのガス不足を招いたのだという。
「我々はペトロバングラに対し、バングラデシュ電力開発庁と発電所のガス使用量について会談を持つよう要請しました」
モハマドプールのジャフラバード地区に住むアブドゥル マティンさんによれば、現在のガス不足は以前よりもさらに深刻だという。
ザキルホサイン通りに住むモハマド ルベルさんは、ストーブは午前9時から午後2時の間、低温で作動させていると話した。
モハマドプールのボラブ・モホンプール地区の住人によれば、この地区のガス不足は5ヶ月前に始まったという。ガス会社に苦情を申し立てた後、ガス不足はさらに悪化した。
タンティバザールやラジャール・デウリ、ゴアルナガール、ハザリバグ、ダルクナガールなど、オールドダッカの一部地区では、1日に9時間はガスを使えない。
オールドダッカのガス圧の低さは、配管の薄さが原因だとされる。
ゲンダリアのSKダス通り、カテールプール、バギチャ、ラジャニ・チョウドリー・レーン、シャシブーシャン・チャッタルジー通りでは、深刻なガス不足に見舞われている。
タンティバザールやゲンダリアにあるレストランでは、調理にガスボンベを使っている。
その結果、これらの地区では食べ物の価格が上昇した。
バングラデシュ/Prothom Alo Dec 13 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/132595/Suffering-as-Dhaka-households-face-gas-crisis
翻訳:長谷川
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