バングラデシュでバイク製造を可能にする計画について課税優遇を受けたホンダは、今後数年間、国内のバイク販売価格を最大16.5%引き下げる。
バングラデシュホンダ(BHL)の報道発表によれば、値下げは5つのモデルに対して昨日から実施されたという。
一番人気の"ドリームネオ"は16.5%値下げされ、11万9千タカ(17万6千円)になる。
"CBシャイン125"は10%値下げされ、14万6千タカ(21万6千円)になる。
ホンダは"進歩的製造業者(progressive manufacturer)"としての契約を行い、部品状態のバイク輸入に補足税(supplementary duty)軽減の優遇措置を得たことを受けて決めた。
BHLは進歩的製造業者として、部品やバイク生産を間もなく開始し、国内での製造比率を次第に増していく。
産業省から進歩的製造業者として承認された企業は、部品状態のバイク輸入に対する補足税が20~45%軽減される。
歳入庁は国内のバイク産業を発展させる目的で、今会計年度から部品状態のバイク輸入に対する課税優遇措置を実施している。
BHLは生産の段階的な国内化計画を提出し、政府から承認を得たと発表した。
「補足税の引き下げが小売価格に反映されたことで、私どものバイクはよりお求めやすくなりました」
BHLのイシイ・ユウイチロウ代表取締役社長は話した。
進歩的製造業者の承認を受けたバイク販売業者はホンダが初めてだ。バイクは輸入にかかる税が高く、市場は2011-12会計年度以来縮小を続けている。
BHLによれば、2015-16会計年度のバイク販売台数は約15万台で、前年度よりも14.29%減少したという。
ホンダは世界での経験を活かし、バイク市場の成長に貢献しており、バイクを大衆向けのより手頃な移動手段にしたいと明らかにした。
バングラデシュ/The Daily Star Dec 15 2016
http://www.thedailystar.net/business/honda-cuts-prices-bikes-165pc-1329898
翻訳:長谷川
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