農産加工食品に熱視線

農産加工食品に熱視線
【The Daily Star】23日に終了した第7回バパ・フードプロ(BapaFoodPro)国際博覧会で、国内加工業者は外国人バイヤーから好意的な反応を受けたと、業界関係者は述べた。

ユーラシア食品加工(ユーロフーズ)のMd・マスドゥル・ラーマン販売調査部長は、複数の外国企業からコンタクトがあり、冷凍食品を売買するための具体的な取引について議論したと述べた。

ユーロフーズは魚介類、肉、鶏肉、野菜、デザートを米国や欧州市場へ輸出している。フェアでは12種類以上の鶏肉加工品を紹介していたが、それらは全て新商品だ。

ラーマン氏は、ボシュンドラ国際会議シティで3日間開催された博覧会の最終日にインタビューに答えた。

サジーブグループのカジ・アブドゥル・ラーマン国際市場担当部長も同じ言葉を繰り返す。

同社は最近、インドと中東へ向けてフィンガートーストの輸出を開始した。博覧会ではマレーシアの複数のバイヤーと、幾つかの商品取引きのために商談を行ったという。
「製品のバリエーションや品質の継続的な改善により、加工食品の輸出や国内消費は伸びていくでしょう」

博覧会は『バングラデシュ農産加工業者協会』(バパ)が主催した。協会は、144カ国に合計8億ドル(888億円)以上輸出する569社で構成される。この金額は2021年までに10億ドル(1110億円)を超えると予想されている。

参加者は食品や食品加工品、包装用品、加工機器などを展示した。展覧会は飲食業界の小売や卸売関係者を引き付け、新しいつながりを生み出した。

食品加工業者によると、展覧会は国内市場と国際市場の架け橋となり、国内起業家に最新技術と製品を認識させることになったという。

バングラフレーバー&フレグランス(Banga Flavor&Fragrance)社は、展覧会でライムジンジャーとライムミントという2つの新商品を展示したと、同社ビジネスコーディネーターのアンセルム・L・マーティン氏は述べた。

両商品は天然素材の生姜やミントを使っているため、国内消費者の注目を集めた。

「国内食品の質を高めるため、私たちはさまざまなタイプの加工品の開発や研究を行っています」

オリンピック産業(Olympic Industries)のアリフッザマン・ミアーン幹部補は、欧州やカナダのバイヤーは経営者と話し、商品取引に興味を示したと述べた。

同社は国内市場向けにオレンジとレモン風味のケーキを、国際市場向けにミルクチョコレートを発売している。

バパのAFM・ファクルル・イスラム・ムンシ会長は会場で開かれたディスカッションで、食品加工業者は市場拡大のため、高品質な商品を製造することを約束したと述べた。

ティプ・ムンシ商業相は閉会式の挨拶で、国内加工業者が販売する数百種類の商品を見て感銘を受けたとし、輸出を後押しするため、政府は食品加工業社に協力するとした。

博覧会では15カ国、合計234の農産加工業者、技術プロバイダー、金融機関、その他の多くの関連企業が、製品やサービスを展示した。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 24 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/foreign-buyers-keen-source-processed-foods-bangladesh-1831114
翻訳:吉本
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