増加する自動車の抑制、違法営業店舗からの道路や歩道の解放、これが市内で年中起こる交通渋滞を緩和するために必須であると、専門家たちは話した。
昨日、ダッカ(Dhaka)のブラックセンターで研究結果を発表した専門家たちは、適切な交通規則の取り締まりによって問題の大部分は解決できると話した。
ブラック運営開発機関(BIGD)によって行われた調査は、交通規制機関の能力の無さや、市内通勤者の交通受難にたいする対処の欠落を指摘する。
"都市環境2016:ダッカ市の交通渋滞:運営計画"と題された報告書はシャナウェズ・ホサイン博士が主導した。
さらに交通法の効果的な施行、適正な交通管理、違法駐車防止、道路沿いの私用車の抑制が、問題解消のための優先的な対策だと特定した。
ダッカ市の交通危機は取り締まりの不足で日に日に深刻さを増している。研究発表会の議長、BIGDのスルタン・ハフィーズ・ラーマン所長は話した。
市内の多くの歩道で違法営業が行われていると所長はいう。
ラーマン所長は、道路で違法営業を行う露店の行商人から、毎年約182億5千万タカ(272億4462万円)が徴収されるという調査結果を引用した。これは2つの市の年間予算を合わせた金額とほぼ同じだ。
研究者であり、都市研究センターの名誉局長のナズラル・イスラム教授は、交通システムの第1必要条件は適切な交通管理が機能することだと話した。
「しかしダッカの人は誰も交通規則を気にとめていません」
ダッカ警視庁のナイム・アーメド前長官は、乱暴な運転手による無謀運転もまた、交通渋滞の原因であると話した。
電力参画研究センターのホサイン・ジラール・ラーマン所長は、交通渋滞は中所得国を夢見る今、バングラデシュの経済成長の速度を低下させると話した。
ダッカ警視庁交通課のナスラト・ジャハン・ムクタ上級副署長はデイリースターに対し、主に人手が少ないため、交通規則を適切に取り締まることができないと話した。
警察には違法駐車の車体を牽引するレッカーも不足しているという。建物から近い駐車許可スペースが商業目的で使用されている場合、関係機関は黙認し、何もすることができないと補足した。
さらに市内の交通信号が手動で維持されているために多数の警察官が必要とされ、警察の仕事を困難にしていると話した。
バングラデシュ/The Daily Star Dec 28 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/its-hard-end-traffic-woes-1336585
翻訳:米澤
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