1年半前、南・北両ダッカ市の市内クリーン作戦の一環として、ミルプール1丁目ダルッサラム道路にある公共事業局技師官事務所前の歩道に、ゴミ箱が設置された。
最近この場所を訪れた報道機関の特派員によると、歩道には茶屋台を含む2軒の店と、汚れた鉄製のスタンドが立っているだけだったという。
「私はゴミ箱設置後、よくそこを利用していました。都市からゴミを無くすため、その設置はとてもよかったと思います。でもある日、ゴミ箱は鉄製のスタンド以外、消えていました」
先日、友人のビプル・サハさんと一緒に茶屋台に立ち寄ったアブドゥル・ラヒムさんは話した。
「きっと盗まれたのです。だから市は別のもの設置するだろうと思っていました。でもその気配は全くありません」
数ヤード離れたところでは、別のゴミ箱が壊されていた。
南ダッカ市セグンバギチャのグリハヤン・ボボン前の歩道には別のゴミ箱があるが、それは壊され、原型ととどめていない。
これらのゴミ箱だけではない。南・北両ダッカ市に設置した大量のゴミ箱の多くが無くなったか、壊されたかしている。
殆どの地区でゴミ箱が盗まれたと見られるが、VIPエリアであるルポシ・バングラ・ホテルからヒア道路を経由し、マチュヤババンに行く道沿いでは、紛失したり、壊されたりしたゴミ箱はない。
昨年、南・北両ダッカ市は5200万タカ(7493万円)をかけ、6700個のゴミ箱を設置した。南ダッカ市は5700個、北ダッカ市は千個だ。
「現在、状況を見ているところです。まだこの件に関して何の決定もなされていないので、盗まれたり、破損したゴミ箱を取り替えるつもりはありません」
北ダッカ市の廃棄物管理責任者アブドゥル・ラザック氏は話した。
北ダッカ市は市民の意識を高めるキャンペーンを実施していると、市の担当者はいう。
「紛失したり、修復不可能なゴミ箱は順次取り替えています」
南ダッカ市の廃棄物処理責任者MKバクティアール氏は話した。
バングラデシュ/The Daily Star Jan 14 2017
http://www.thedailystar.net/city/dhaka-trash-bins-turn-trashes-1345111
翻訳:吉本
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