バングラデシュは20年後に「暫定リスト」を準備

[The Daily Star]毎年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、ユネスコの世界遺産にふさわしいサイトの「暫定リスト」を作成することを国に要求しています。ただし、バングラデシュは1999年以来20年に1回は行っていません。

考古学局が暫定リストを更新するイニシアチブを取っているため、政府機関は昨日、部門の敷地内で開催されたセミナーで発表しました。

これを行うために、2月15日までに遺産サイトまたは遺産サイトにふさわしいと思われる古物を指定する部門に手紙を送るよう市民に求めています。

「暫定リスト」は、毎年ユネスコに提出される、政府が遺産価値があるとみなすすべての場所の目録です。

ユネスコ世界遺産委員会が国の推薦地を検討するためには、事前に暫定リストに含める必要があると、セミナーで発表された声明は述べた。

サイトが1年間リストに載ったら、国はそれを世界遺産サイトと見なされるように指名できます、とセミナーのスピーカーは言いました。

現在、バングラデシュの暫定リストに載っているサイトは、ハルード・ビハラ、ジャガダラ・ビハラ、ラルバーグ・フォート、マハンスタンガルとその周辺、およびラルマイ・マナマティの記念碑です。現在、考古学部門は509のサイトとモニュメントを管理しています。

バングラデシュは現在、スンダルバン、パハールプールの仏教ヴィハーラ、およびモスクの都市バガーハットの3つの世界遺産をホストしています。

「サイトが「暫定リスト」に載った後でも、そのサイトを維持できることを世界遺産委員会に証明する必要があります。バングラデシュの記念碑と遺跡に関する国際評議会(ICOMOS)の会長であるシャリフ・シャムス・イモン博士は、次のように述べています。

サイトが適切に管理されていない場合、ユネスコはそのサイトをリストに含めることを拒否できます。

「サイトが「暫定リスト」にあるか、世界遺産に分類されている場合、そのサイトが保護されていることを確認できます」と考古学部門のモハンマド 漢南ミア局長はコメントしました。


Bangladesh News/The Daily Star 20200128
http://www.thedailystar.net/city/news/bangladesh-preparing-tentative-list-after-20-years-1860043