教科書変更に関わっていない

教科書変更に関わっていない
1~10学年のベンガル語の教科書の編集者や編纂者13名は、国家カリキュラム教科書委員会(NCTB)によって発行された教科書の変更や補足内容について、関与していないことを明らかにした。

教科書の誤りや内容の脱落に対して政府への批判が広がる中、この共同声明が出された。

「編集者や編纂者らに対する国民の誤った認識が広がってしまうかもしれません」
今年度の1~10学年用にNCTBが発行したベンガル語の教科書について、彼らは声明を出した。

「このような背景から我々は、生徒や教師、保護者に対して、教科書の変更について関与してないとはっきり申し上げます」

声明に署名した人物は以下の通りだ。
ハヤット・マームード教授。ニランジャン・アドヒカリ教授。マフブブル・ハック教授。マスドゥッザマン教授。ビシュワジト・ゴーシュ教授。サイード・アジズル・ハック教授。ショアイブ・ジブラン教授。シャフィウル・アラム教授。ダニウル・ハック教授・シャマリ・アクバル教授。ヌルジャハン・ベガム教授。ラフィクラ・カーン教授。スミトラ・シェクハル教授。

彼らは教科書の編集と編纂について、監督責任を持つ複数の委員会に所属していた。

ヘファジャットとバングラデシュ・アワミ・オレマ連盟は、"ヒンドゥー教徒や無神論者"によって書かれた複数の詩の削除を求めていた。

ヒュマユン・アザド氏によって書かれた"ボイ(本)"を含むいくつかの詩や散文は、2つの機関の主張を満たすため、複数学年のベンガル語教科書から削除されていたと多数が主張した。

NCTBメンバー(初等カリキュラム)のマハマド・アブドゥル・マナン博士はデイリースター紙に対し、細かな訂正が行われる場合、教科書の編集者に知らされることはいつもないという。

「しかし大きな変更を行う場合は必ず報告します」

有識者や複数の団体は教科書の異常事態を強く非難し、"誤りだらけの教科書"をすぐさま引き上げるよう要求した。

批判を受けた教育省は、NBTCのプリティシュ・クマール・サルカル編集長とラナ・フマユラ・カーン上級専門家を特殊勤務(OSD)として処罰した。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 19 2017
http://www.thedailystar.net/frontpage/we-were-the-dark-1347436
翻訳:米澤
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