200人に教師が1人

Students of Elbintila Government Primary School in Juri upazila of Moulvibazar often move around on the premises during the class hours as shortage of teachers badly hampers schooling there. Photo: Star

Students of Elbintila Government Primary School in Juri upazila of Moulvibazar often move around on the premises during the class hours as shortage of teachers badly hampers schooling there. Photo: Star

バングラデシュ北東部、モウルブバザール(Moulvibazar)県ジュリ(Juri)郡のエルヴィンティラ政府小学校の約200人は、長期にわたる教師不足でとても困っている。

ニランジョナ・ロイ校長は、父親のハリナラヨン・クルミ氏が2013年1月に校長として赴任した年の4月、補助教員になった。

「昨年1月に父が亡くなった後、私は校長に昇進し、授業や公式仕事を一人で行っています。たくさんの仕事があるにも関わらず、すべてのクラスを見てきました」

授業が行われないため、多くの時間を無駄話や遊ぶことに費やしてしまうと、3学年のルマ・クルミさん、4学年のスワポンさん、モホンさん、ソブジュさんたちは話した。

「先生がいないため、子どもたちは適切な授業を受けられず、将来が心配になります」
児童の母親シャンタ・バオリさんは話した。

他の保護者たちも同意する。

「授業をするだけでなく、校長はオフィスワークや郡レベルの会合など、多忙を極めます。保護者が手配した2人のボランティアが代理で授業をしていますが、彼らは仕事の経験がほとんどありません。問題について何度も上級当局に訴えましたが、いまだに効果はありません」
ユニオン議会のMd・ホヤズ・アリ議長は話した。

モウルブバザール県のMd・シラジュリ・イスラム初等教育官は、この問題について報告は受けていないという。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 19 2017
http://www.thedailystar.net/country/lone-teacher-200-kids-1347367
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #教師不足