衣料品輸出業者の懸念

【The Daily Star】18日、衣料品製造業者は、コロナウイルスのパンデミックにより、西洋市場の売上が大幅に減少し、注文のキャンセルや保留に直面しているとの懸念を表明した。

「各ブランドは懸念を表明し、私たちは自らの声を上げました」
バングラデシュ衣料品製造業輸出業者協会(BGMEA)のルバナ・ハク会長は、小売業者やブランドとの会議後に述べた。

関係者によると、会議には約50の小売業者とブランドの幹部が出席した。

「私たちはすべてのキャンセルに応じることができません。したがって、キャンセルしないよう促しました。彼らは返答に猶予を求めました」
ハク氏はWhatsAppのメッセージで本紙に答えた。

ホク氏によると、これまで国際的な小売業者やブランドにより、69の衣料品工場で9306万ドル(103.3億円)相当のキャンセルや保留が出ているという。

「コロナウイルスの影響により、我々(H&M)はすでに注文を減らすための書簡を提携メーカーに送りました」
会議後、H&Mカントリーマネージャーのジアウル・ラーマン氏は述べた。

「既に出された注文のキャンセルはしません。しかし、計画していた新たな注文に関し、すべての発注は難しいのです。我々はリスクを最小限に抑えるため、様々なオプションを模索しています」

イード祭で労働者に支払うため、サプライヤーは多くの現金を必要としているとラーマン氏。H&Mはこれを考慮し、すでに出した注文をキャンセルしなかったと述べた。

「最悪の影響を受けた国、特に欧州の人々は商品を買うために外出ができないのです。そのため、欧州のファッションビジネスは冬の時期に直面しています」

会議に出席した別の欧州小売業者のマネージャーは、売上が毎日先細りしているので、注文をキャンセルするつもりだと述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Mar 19 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/garment-exporters-voice-concerns-1882741
翻訳:吉本

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