【Prothom Alo】20日午後、サイクロン『アンファン』が時速160-180kmで沿岸地域を襲い、 ポトゥアカリ(Patuakhali)、ピロジプール(Pirojpur)、ボラ(Bhola)県で4人の死亡が報告された。UNB報道。
ポトゥアカリ県では、サイクロン準備プログラムで働いていたシャー・アラム・ミルさんが、カラパラ(Kalapara)郡ナンダ運河で啓発キャンペーンを行っている最中に溺死した。
遺体は午後、運河から引き上げられたと、アブ・ハスナット・Mdシャヒドゥル・ホック郡議会議長は述べた。
ガラチパ(Galachipa)郡では、強風の中、家族と一緒に近くの避難所に向かって急いでいた児童に木の枝が落ちてきて死亡した。
ガラチパ警察署モスタフィズル・ラーマン署長が、この件に関して確認した。
ピロジプール県マスバリアでは、夕方の嵐で壁が倒れ、モジブル・ラーマンさん(55)が死亡した。地元警察のモラ・アザド・ホセイン署長代行が述べた。
ボラ県ラクシュミール・マジュ・パントゥーンのメグナ川では、サイクロンの強風が吹き荒れる中、13人が乗ったトロール船が転覆し、ラフィクル・イスラムさんが死亡した。
地元警察のサルカール・マンタル署長は、ラフィクルさんはボルハヌディン(Borhanuddin)郡の住人だと述べた。
モングラとペイラ海上港には危険信号No.10を、チャトグラムとコックスバザールには危険信号No.9を掲揚するよう求められた。
沿岸県のサトキラ(Satkhira)、クルナ(Khulna)、バゲルハット(Bagerhat)、ジャラカティ(Jhalakathi)、ピロジプール(Pirojpur)、ボルグナ( Barguna)、ポトゥアカリ(Patuakhali)、ボラ(Bhola)、ボリシャル(Barishal)、ラクシミプール(Laxmipur)、チャンドプール( Chandpur)、ノアカリ(Noakhali)、フェニ( Feni)、チャットグラム(Chattogram)県やその島嶼部、チャール(川中島)は、最悪の暴風雨や浸水に見舞われる可能性があるとして、危険信号No.10が出される予定だ。
気象庁は、サイクロンは午前6時にシュンドルボン地区に位置し、今後3~4時間以内に沿岸部を横断することが予測されるという特別警報を出した。
サイクロン中心部から74km以内では突風やスコールを伴う。
気象庁は、沿岸県の低地は10~15フィート(3~4.6メートル)の高潮で浸水する恐れがあるとした。
浸水の恐れがある地域は、サトキラ(Satkhira)、クルナ(Khulna)、バゲルハット(Bagerhat)、ジャラカティ(Jhalakathi)、ピロジプール(Pirojpur)、ボルグナ( Barguna)、ポトゥアカリ(Patuakhali)、ボラ(Bhola)、ボリシャル(Barishal)、ラクシミプール(Laxmipur)、チャンドプール( Chandpur)、ノアカリ(Noakhali)、フェニ( Feni)、チャットグラム(Chattogram)県やその島嶼部、チャール。
【避難】
人命の損失を最小限に抑えるため、バングラデシュではスーパーサイクロンが近づくたびに数十万人が避難してきた。だが伝染性の高いコロナウイルスの流行で、人々を安全に避難させるため、より多くの避難所を設置することが必要となった。
政府は20日午後まで、およそ240万人と51万7千頭の家畜を1万4636カ所の避難所へ避難させた。
「20日の午後まで、沿岸19県の239万307人と51万7432頭の家畜が避難しました」
災害対策担当相のMdエナムル・ラーマン博士は述べた。
Bangladesh News/Prothom Alo May 21 2020
https://en.prothomalo.com/bangladesh/four-deaths-reported-as-cyclone-amphan-crosses-bangladesh-coast
翻訳:吉本