マイクロファイナンスプログラムは地方に住む低所得世帯17万戸以上に、良質な下水設備を提供する。
世界銀行(WB)はパリ・カルマサハヤック基金(PKSF)と連携し、生産ベースの援助(OBA)、下水設備マイクロファイナンスプログラムを支援している。
プログラムは各世帯が衛生的で良質な下水設備サービスへの移行を可能にする政府の計画に沿い、生産ベース援助(GPOBA)のグローバル・パートナーシップから、300万ドル(3億4千万円)の援助を受けとったと、WBは会見で述べた。
「バングラデシュの地方では、屋外排泄を1%にまで減らすという著しい進歩を遂げました」
WBのラジャシリー・パラルカル支局長代理は話した。
これは特に5歳以下の児童の健康面のリスクを減らす助けとなった他、女性や女子児童に安心や尊厳、安全を与えたと、彼女は指摘する。
「飲み水の品質や供給、環境の改善は、下水施設の改善によって明らかです」
地方の集落のためのこのプログラムは、WBが進行中のSDG達成に向けた活動を補い、低所得世帯が手の届く衛生的な下水設備を手に入れるのを助けるために計画された。
OBA資金はおよそ2200万ドル(25億3千万円)の世帯融資ファインスを活用し、衛生的な下水設備へのアクセスを援助する。
参加しているマイクロファイナンス機関のプロジェクト総額費用は2500万ドル(28億7千万円)だ。
バングラデシュ/Prothom Alo Jan 26 2017
http://en.prothom-alo.com/economy/news/137221/170-000-households-to-receive-low-cost-sanitation
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #下水設備
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