ハッジ費用は31.9万タカ

今年のハッジ巡礼者は、昨年の巡礼者が支払った額より、1万5千タカ(2万1288円)多く支払う必要がある。

民間のハッジ代理店は今年、巡礼者最小費用を31.9万タカ(45.3万円) に引き上げた。昨年の最小費用は30.5万タカ(43.3万円)だった。

「サウジアラビアのリヤルや米国ドルに対するタカの低下、中東諸国の家賃の値上げなどが理由です」
バングラデシュハッジ代理店協会(Haab)のイブラヒム・バハール会長が、昨日の記者会見で話した。

9月1日に始まる予定のハッジでは、各社様々なパッケージを設定できるが、最小費用は維持しなければならないと、バハール会長。

最安パッケージには航空運賃12.5万タカ(17.7万円)、宿泊費用8万9千タカ(12万6310円)、食べ物3万4400タカ(4万8821円)、その他サービス料3万5千タカ(4万9673円)が含まれる。

最安パッケージはサウジアラビア滞在40日分で、滞在が長引く場合、追加料金を支払わなければならないと、バハール会長。

「巡礼者は3月30日まで、宗教省かHaabの承認を受けた銀行かハッジ代理店に、パッケージ総額を預ける必要があります」

バハール会長は、ハッジ巡礼者が航空会社を選ぶことを許可した最高裁判所の命令を引用しながら、政府がこの命令を実行すれば、巡礼者が苦痛を受けることはないし、不当なチケット販売はなくなるだろうと話した。

月曜日、内閣は2つの政府ハッジパッケージを承認した。第一のパッケージで巡礼者は38.1万タカ(54.1万円)、第二のパッケージでは31.9万タカ(45.3万円)支払うことになる。昨年はそれぞれ36万タカ(51.1万円)、30.5万タカ(43.3万円)だった。

今年は民間代理店経由で11万7198人、政府経由で1万人のバングラデシュ人がハッジに参加する予定だ。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 03 2017
http://www.thedailystar.net/frontpage/hajj-cost-tk-319-lakh-1355230
翻訳:吉本
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