アマン米収穫量の増加やボロ米栽培面積と収獲量の上昇予測により、2016-17年度のバングラデシュの米の生産面積と生産量が増加するだろう。アメリカ農務省(USDA)は昨日発表した。
農務省は今年、アウス米、アマン米、ボロ米の収穫高予測を3458万トンと、8万トン増加させた。
米の生産面積は1176万ヘクタールへ拡大すると予測する。昨年10月予測の1168万ヘクタールから増加した。
「アウス米地域は洪水や降雨の影響を受けたが、タイミングの良い降雨と好条件の天候、肥料の効果的な配布により、今季はアマン米は豊作となった」
USDAは最新のバングラデシュに関する世界農業情報ネットワーク報告書で伝えた。
ボロ米栽培は予測通りだとUSDA。
農業振興局(DAE)は今季、480万ヘクタールの生産面積と、1915万トンの米出荷量を目標としている。
2016-17会計年度の米の合計生産目標は、3498万トンに定められた。
バングラデシュ統計局によると、生産面積が減少したため、今季のアウス米生産量は214万トンと7%減少したという。
ボロ米次に多いアマン米のデータが最終的なものではないにも関わらず、農家はアマン米で高い収穫量を記録したと、精米業者や農場労働者は話す。DAEの準備データによると、アマン米シーズン、米の生産面積は569万ヘクタールと、前年より2%増加した。
ボロ米シーズンの現在、農家はDAEの目標よりも広い面積の苗床を準備した。
2月6日まで、目標480万ヘクタールに対し、350万ヘクタールで今シーズンの米が栽培されたとDAEの高官は話す。
USDAは今季の小麦生産量は135万トンと、変更はしなかった。
だが小麦輸入予測を500万トンと、6%増加させた。この予測は需要の高まりと世界的な穀物の値下がりによると、当局は分析する。
さらに、今年度始めから値上げした輸入関税により、米輸入予測を5万トンへと引き下げた。
バングラデシュ/The Daily Star Feb 08 2017
http://www.thedailystar.net/business/rice-yield-rise-year-usda-1357531
翻訳:米澤
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