シレット空港の改修を承認

政府はシレット(Sylhet)のオスマニ国際空港の既存の滑走路と誘導路の容量を拡大する取組みに着手した。

国家経済会議実行委員会(ECNEC)は昨日、49億2千万タカ(70億円)のプロジェクトを承認した。

首相は関連省庁に空港を近代化し、地方空港として確立するための取組みを行うよう指示したと、会議後、AHM・ムスタファ・カマル計画相は話した。

幅広のボーイング777型機など、様々な飛行機が離着陸できるように空港を近代化する。

計画省案によると、シレット空港に着陸する国際線は2013年の314便と、2006年に比べてほぼ倍増した。

毎年の便の増加により、既存の滑走路が劣化したため、新たな滑走路が新設される。

昨日のEcnec会議では、他に207億2千万タカ(294億円)の新規及び改訂プロジェクト8件が承認された。

1つはチッタゴン工科大学の改修で、32億タカ(45億円)の費用が認められた。また新たに2学科が開設され、合計で16学科になる。さらに2カ所の研究センターが新設される。

新しい10階建の講義棟や男女の学生寮、再生可能エネルギー施設も学内に設置される。

別のプロジェクトとして、シェイク・カマルIT研修インキュベーションセンターの設置が承認された。費用は26億5千万タカ(38億円)だ。

このプロジェクトの下、2019年までにシレットのコンパニガンジ(Companyganj)、チッタゴン(Chittagong)の港湾地域、ナトール(Natore)のシンガラ、コミラ(Comilla)、マイメンシン(Mymensingh)、ボリシャル(Barisal)、マグラ(Magura)に7カ所の研修センターが作られる。

研修センターは、ICT分野での若者の雇用機会拡大を目的とする。

バングラデシュ/The Daily Star Feb 08 2017
http://www.thedailystar.net/business/govt-upgrade-sylhet-airport-cost-tk-492cr-1357516

翻訳:米澤
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