土地売買や登録の煩わしさを軽減することを目的とした新しいモバイルアプリケーション“土地登録サービス”が、バングラデシュ北部クリグラム(Kurigram)県に導入された。
クリグラム県ブルンガマリ(Bhurungamari)郡のMd・シャウジャハーン・アリ副登録官が、情報アクセスプロジェクト（A2i）の一環として開催された研修プログラムで、この便利なアプリを作った。今アプリは他の副登録官事務所でも使われている。
アプリは文書のフォーマットや文書登録プロセス、登録コストなどの重要な情報を提供する。結婚登録や離婚に関する情報も利用できる。
これまでブローカーや契約書ライターに頼らなければならなかったが、今では自宅に座ったまま簡単に入手できるようになった。
ブルンガマリ郡マニク・カジ村に住むアプリ利用者ジョイノル・アベディンさんは、アプリを通じてすべての関連情報を把握した後、自分の土地を登録しようと、登録事務所にやってきたと話す。
今ではわざわざ誰かにアプローチしたり、登録事務所内で騙されたりすることはないという。
Md・ヌルル・アミン県令は、A2iは県民が土地登録関連情報へのアクセスを容易にするためのアプリを開発している。可能な限り多くの県民がこのアプリを利用できることを期待していると話した。
このアプリはバングラデシュ国内すべてのアンドロイド携帯電話ユーザーが利用可能だ。土地購入者や売り手はプレーストアから無料でアプリをダウンロードでき、土地に関する必要情報すべてにアクセスできる。
バングラデシュ/Prothom Alo Feb 16 2017
http://en.prothom-alo.com/science-technology/news/139503/Mobile-app-for-land-registration-launched-in
翻訳：吉本
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