バングラデシュ南部、ボリシャル(Barisal)県のラズルプールチャー地区の200人以上の生徒が、“2月21日”を記念してレンガや木、紙で30のショヒド・ミナール(記念碑)を作るというおもしろいイベントに参加した。
ほとんどが貧困家庭に育つ子どもたちの芸術作品は、シシュ・キショア・メラ、ビグヤン・アンドロン・マンチャ、バングラデシュ・サマジュタントリク・ダルがスラム地区で共同開催したコンテストに展示された。
このイベントは3年前に始まり、年々人気が高まっていると、主催者の1人レバ・ベガム氏。
別の主催者のマニーシャ・チャクラボルティ氏は、この地区にはおよそ5千人住んでいるが、ほとんどが貧しくて楽しみはほとんどないという。
「スラム地区で暮らす子どもたちが国を愛する心が持てるよう、イベントを計画しました」
生徒のラキブさん、スィーティさん、レドワンさん、ザヒードさん、サディアさんたちは、ここ2日はずっとショヒド・ミナールを作っていたという。
「妹と一緒にショヒド・ミナールを作りました。お父さんが手伝ってくれました」と、7学年のアイシャ・アニーさん。
「カラフルなショヒド・ミナールが作れて気分がいいです」と、5歳のサディアさん。
子どもたちが主催者から刺激を受けたことで、ショヒド・ミナールイベントに対するチャー地区の見方が変わった。保護者の1人は話した。
コンテストでは10名に賞が与えられた。
バングラデシュ/The Daily Star Feb 23 2017
http://www.thedailystar.net/country/school-kids-make-30-shaheed-minars-barisal-slum-1365643
翻訳:吉本
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