ルナ・シャムスドッハ氏は25年に渡り、国内トップのソフトウェア企業ドハテック・ニュー・メディア(Dohatec New Media)を率い、そのアウトソーシング企業は主に米国と取引してきた。
IT業界でビジネスを成長させたシャムスドッハ氏は、世界的規格のソフトウェア開発でバングラデシュの評判を高めている。
「事業を始めたとき、チャンスはたくさんありました。私たちはそれを生かしました」と彼女はいう。
ドハテックは、調達をデジタル化した電子政府調達(e-GP)システムを開発した。オンラインシステムを通して、すでに5万2千件の契約が取り交わされた。
現在、6月開始予定のブータンのe-GPシステムを開発している。またウガンダのe-GPシステムの開発に参加し、数値を集めているところだ。
ドハテックは現在200人のエンジニアを抱える。
以前、8千万人の有権者登録と生体識別マッチングシステムを開発した。
2007年にはバングラデシュ軍に有権者登録と識別ソフトウェアを提供した。原型は写真や生体認証を持つデジタル有権者エントリーフォームだ。
それは重要な仕事で、やり遂げたことを誇りに思うとシャムスドッハ氏はいう。彼女はバングラデシュ独立大学の副理事長も務める。
1992年の創業以来、ドハテックは政府の出生・死亡登録プロジェクトを支援してきた。
2001年から2002年にかけて、ハルテ-ハンクス(Harte-Hanks)社と共に、米国郵便サービスオンラインメール追跡システムを開発した。バーコードシステムの何百万もの記録を処理できる完全Web対応データベースだ。
アグラニ銀行で2009年から2012年まで理事も務めたシャムスドッハ氏は、ICTは女性が成功するには最高の仕事だと話す。
「学び、能力を高めるためには、性差を区別しないICT以上のものはありません」
シャムスドッハ氏は女性が技術を学ぶことで力を付け、キャリアを積むことを支援するフォーラム“バングラデシュ・ウィメン・テクノロジー”を創設し、代表を務めていた。
バングラデシュ/The Daily Star Mar 08 2017
http://www.thedailystar.net/business/it-the-best-place-women-1372453
翻訳:藤重
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