ビーマンバングラデシュ航空は昨日、国際女性デーを記念し、すべてが女性の特別便を運航した。
タニア・レザ機長とサルワット・シラジ・アンタラ副機長が女性乗組員とともに、ダッカーシレット(Dhaka-Sylhet)ルートを担当した。BG-603便は午後1時50分、80人の乗客を乗せてハズラット・シャハラル国際空港国内線ターミナルを離陸した。
パイロットや客室乗務員の他、セキュリティ担当者や地上スタッフにも女性を配置した。
バングラデシュを代表する航空会社ビーマンは航空業界の女性を励ますため、この企画を立てた。
AM・モサディック・アーメド社長兼CEOは国内線ターミナルで開いた式典で、2030年まで、全スタッフの半分を女性にするという構想を発表した。
政府からモホマッド・マミヌル・イスラム局長、ビーマンのシャキル・メラジ総務部長も式典に参加した。
2000年にビーマン航空に入社したタニア・レザ機長はこれまでF-28型機、DC10-30型機、エアバスA-310型機を操縦してきたが、現在はボーイング737-800型機の機長を務める。すでに飛行時間は6千時間に及ぶ。アンタラ副機長は2011年に入社し、ダッシュ8-Q400型機やボーイング737-800型機で経験を積んだ。
ビーマン航空には現在9人の女性を含む、140人のパイロットがいる。また400人の客室乗務員の50%以上を女性が占める。地上サービスやエンジニアリング部門などでも女性は働いている。
バングラデシュ/The Daily Star Mar 09 2017
http://www.thedailystar.net/city/biman-runs-all-women-flight-1373059
翻訳:吉本
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