政府、6都市でテレビ局開設

政府は地域の発展や、反武装キャンペーンなどの様々な意識向上プログラムを放送するため、6管区の中心都市に6つのテレビ局を開設する。

昨日、国家経済会議実行委員会(Ecnec)は139.1億タカ(200.7億円)の計画を承認した。そのうち71%は中国が資金提供する。

6つのテレビ局はクルナ(Khulna)、ラジャシヒ(Rajshahi)、ロングプール(Rangpur)、マイメンシン(Mymensingh)、シレット(Sylhet)、ボリシャル(Barisal)に開局し、放送は来年12月に始まる予定だ。

全国の視聴者が番組を見ることができるよう、テレビ局は地上波と衛星放送の両方で放送されると、情報省高官は話した。

新設テレビ局を通じ、テロと武装闘争に反対する人々の意識が形成されるだろう。地域の文化や歴史、エンターテイメント番組も放送する。
AHM・ムスタファ・カマル計画相はEcnec会議の後、記者団に話した。

またテレビ広告や様々な番組により、政府の歳入が増加するという。

今回の会議で5局の開設を提案したが、首相はマイメンシンが管区として分割されたのだから、もう1つ必要だという意見だったと計画相。

首相の言葉として計画相は、5局建設のために提案された金額139.1億タカ(200.7億円)で、6局開設しなければならないと話した。

中国企業航空宇宙国際貿易公司(ALIT)が、昨年経済閣僚委員会が承認した競争入札を経ずに承認を得た。

情報省によると、2つの中国企業“ALITラジオ”“映画&TVデザイン研究所(DRFT)”  が共同でスタジオを作り、管理ビルの建築設計と建設を行うという。また2社は他の備品の購入と設置を計画している。

BTV(バングラデシュ国営放送)と中国企業は詳細な議論をした後に商用契約草案を作成し、財務契約が結ばれた後に活動を始めると、情報省の担当者は話した。

BTV当局は会社が承認した契約草案をすでに用意している。

国民が関心を持つプログラムが放送される一方、後に全国放送に参加できるよう、地域文化人の才能を生かした放送時間が与えられる。

例えば、全国放送のBTVで地域ニュースを放送することなどを考えている。

6局が24時間放送するかどうかの決定はまだ行われていないと、情報省の担当者はいう。

初めは5、6時間の放送で、徐々に時間が増えていくだろう。

BTVは4都市で土地を所有しているため、ボリシャルとマイメンシンので新しい土地を取得する必要がある。

バングラデシュ/The Daily Star Mar 15 2017 
http://www.thedailystar.net/backpage/govt-launch-tv-stations-6-major-cities-1376068
翻訳:藤重
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