環境ソリューションプロバイダーによれば、効率的なエネルギー使用は、工場での消費やコストを少なくとも20%削減する。
「シンプルな戦略は、工場の大気汚染と騒音を減らすことができます」
バングラデシュで初めて認定された検査機関キューテック(Qtex)ソリューションのタウラ・カノム社長はいう。
昨日、ダッカ大学で開かれた再生可能エネルギーに関する4日間の会議の傍ら、デイリースターへ話した。
“国の再生可能エネルギーと環境博覧会2017”はダッカ大学エネルギー学科とバングラデシュソーラーエナジー協会が、ダッカ大学中央広場で共同開催した。
太陽光発電やバイオマス、環境技術、ソリューションプロバイダーまで、約30社がこの博覧会に参加している。
キューテックソリューションは製造や発電、化学薬品、医薬品、セメント、エネルギー、病院、セラミックス、製紙、食品加工企業向けの、独立した検査、試験、校正、認証、研究開発会社だ。
「効率的な消費でエネルギーを節約できることを示す工場で、私たちは環境監査とエネルギー監査を実施しています」
カノム社長はいう。
Whizz uPVC Win-door社はフェアで、オフィスや家庭の屋内で植物がどのように育つかを紹介している。
サービスを利用するには、消費者は1平方フィートあたり1千タカ(約1429円)を支払う必要がある。コストがかかるが、市場では需要があると、MA・マンナン社長は話した。
バイオガスと発電の研究者ガジ・ハミドゥ・ラーマン氏は、バイオガスプラントからの臭いのある硫黄をろ過できる機械を展示している。
「このフィルターはバイオガス植物で使用される廃棄物の臭いを減らすことができます」
バイオガスで動くポンプや発電機を持ち込んだラーマン氏は話した。
参加企業は炭素排出や公共料金を削減し、エネルギーを保護する製品や解決策を提供する。
エネルギー効率の良いランプ、モーター、コンプレッサー、暖房、換気、空調技術も展示している。
だが参加者のほぼ半数が輸入された解決策やソーラーパネルに商機を見出したため、フェアの半分近くを太陽光発電システムが独占していた。
午前中の開会式には、首相のエネルギー顧問であるタウフィク・e・エラヒ・チョウドリー氏が参加した。
「私たちはエネルギー源に限りがあることを知っているからこそ、持続可能な環境を進めるのに役立つ代替案や、再生可能エネルギーへ移行しなければなりません」
そして親や教育機関は、若い世代に再生可能エネルギーの恩恵について話し、環境キャンペーンに参加させるべきだと話した。
持続可能・再生可能エネルギー開発局のアンワルル・イスラム・アイクダー局長、バングラデシュ技術者協会のカビール・アーメド・ブイヤン会長、バングラデシュ環境技術協会のムハンマド・アブドゥル・マジッド会長、ドイツのエネルギー革命創設者のマティアス・ゲルバー氏、そしてエネルギー研究所所長のサイフル・フック教授が挨拶した。
ダッカ大学副学長のAAMS・アレフィン・シディック教授が開会式を進めた。午後にはトファイル・アーメド商業大臣と、南ダッカ市のサイード・ココン市長が2つの異なる分科会に出席した。
バングラデシュ/The Daily Star Mar 16 2017
http://www.thedailystar.net/business/renewable-energy-expo-begins-dhaka-1376605
翻訳:藤重
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