バングラデシュ輸出加工区庁(Bepza)は経済特区を設置するため、チッタゴン(Chittagong)ミルサライ(Mirsarai)の1150エーカーの土地を30億タカ(41.27億円)で借りることになった。
Bepzaはこれに関し、バングラデシュ経済特区庁(Beza)との覚書に署名する許可を内閣府から受け取った。
今週、50年契約が結ばれるが、これは相互理解に基づいて延長することができると、Beza関係者はいう。
「BEPZAは輸出加工区を運営し、国内外から投資を誘致する経験とスキルを持っています。経済特区を通じて産業化と雇用創出の目標が達成されることを願っています」
Bezaのパバン・チョードゥーリー執行役員は話した。
Bezaは2030年まで100経済特区で1千万人の雇用を作り、400億ドル(4兆4124億円)相当の商品やサービスを生産することを目指している。経済特区とは特別な経済規則がある指定地区をいう。起業家は経済特区内に産業拠点を設けることで、税優遇など数々の特典を受けられる。
「私たちは今後2年間で特区を開発する予定です。特区内には350の工場が作られ、およそ50万人の雇用が生まれる見込みです」
先週開かれたプログラムの中で、Bepzaのモード・ハビブル・ラーマン・カーン長官が話した。
同庁のウェブサイトによると、昨年12月末時点でBepzaの8つの経済特区への投資は41億7664万ドル(4607億2515万円)で、経済特区からの輸出は528億1700万ドル(5兆8262億4316万円)だったという。
需要が高いにもかかわらず、ダッカ(Dhaka) やチッタゴン(Chittagong)地域をはじめとした土地不足のため、Bepzaはここ数年、工場区画地を投資家に配分することができなかった。
新しい経済特区により、Bepzaは潜在的な外国や国内投資家に区画地を割り当てることができるようになる。
バングラデシュ/The Daily Star Mar 27 2017
http://www.thedailystar.net/business/bepza-lease-land-epz-chittagong-1381858
翻訳:吉本
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