利食いにより株価下落

昨27日のダッカ(Dhaka)株式市場は、投資家が銀行株式を中心に利食いに動いたことで、株価が下落した。

ダッカ証券取引所(DSE)のベンチマーク指数DSEXは、27日の取引終了時点で、28.3ポイント(0.49%)低下の5697.93ポイントになった。IDLCインベストメンツは、市場は利食いムードが継続しており、取引銘柄の大半が赤字に推移していると分析する。

「最近、銀行株の勢いで回復傾向にあった一方、多くの投資家が利益確保を望んだため、この部門の売り圧力はより強いものになりました」
IDLCインベストメンツはこのように述べた。銀行部門が最も打撃を受けており、市場株式資本の1.2%を失った。

合わせて2億4940万単位の株式や投資信託の持ち主が変わった。一日の売上高は77億7150万タカ(107億円)と25%以上下落した。

取引終了時、97銘柄は上昇、189銘柄は下落、39銘柄は変動なしだった。

ランカバングラファイナンスが取引の大部分を占め、678万5千株、4億2690万タカ(5億8900万円)相当が取引された。この後にベキシムコやICB、RSRM製鋼、AB銀行が続いた。

主要部門ではノンバンク金融機関が2.11%と最大の上げ幅を出し、織物部門が0.38%と続いた。セメント部門は0.89%、製薬部門は0.38%低下した。

この日最大の上げ幅はプレミア・リーシング&ファイナンスの7.4%、最大の下げ幅はパドマ生命保険の4.46%だった。

チッタゴン証券取引所のベンチマーク指数CSCXは47.3ポイント(0.43%)低下の1万711.17ポイントとなった。

取引終了時、上昇が79銘柄に対して低下は142銘柄、変動なしが18銘柄だった。同取引所では2180万株、6億8860万タカ(9億5千万円)相当が取引された。

The Daily Star Mar 28 2017
http://www.thedailystar.net/business/profit-taking-pulls-down-stocks-1382521
翻訳:長谷川
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