バングラデシュ北部、クリグラム(Kurigram)県ミアパラ小学校5学年のマーサリン・ザーマンさんは、レモンやジャガイモのような果物や野菜からどうやって電気を作るか、どうやって電動モーターを動かすかを知っている。
プルバリ(Phulbari)郡の10歳の少年は、なぜ気候変動が起こり、地球が温暖化するかを知っている。
NGO“希望の光”の地方環境プロジェクトを通じた授業で、生徒たちはそれらの知識を得た。
希望の光は、ダッカ(Dhaka)とクリグラム農村部にある2つの学校の科学実験室や図書館に太陽光発電を利用したマルチメディア教室を設置し、補足的な視聴覚資料を提供しながら生徒が楽しく学ぶことを支援している。
「私は多くのことを学びました。それらは私の理解を助けてくれます。楽しみながら学べるアニメーションビデオが好きです」
マーサリンさんは自分の経験を思い出しながら話した。
“ユネスコのための韓国国家委員会”が資金提供した1年間(16年1月ー17年1月)のプロジェクト経験を共有するため、希望の光はダッカのEMKセンターでプログラムを開催した。
実践活動や視聴覚教材で科学を学んだことで、生徒の心から科学に対する苦手意識がほとんどなくなった。生徒たちは一生懸命学び、読書習慣もついた。
ミジャヌール・ラーマン校長は話した。
プレッシャーの代わりに楽しさを与え、科学学習や気候変動問題を簡単に学べるように支援することが狙いだ。
希望の光のワリラ・ブイヤン理事長は話した。
このプロジェクトが国内各地で広まれば、地方の生徒たちの利益になる。
政府やNGO、学校教師、援助団体、社会福祉関係者など、様々な組織の代表者がプログラムに参加した。
バングラデシュ/The Daily Star Mar 28 2017
http://www.thedailystar.net/city/technology-makes-lessons-easy-entertaining-1382446
翻訳:藤重
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