サミットグループは昨12日、バングラデシュ電力開発庁(BPDB)と電気購入協定、電力エネルギー省と発電所建設協定を締結した。発電所は149メガワット規模で、ガジプール(Gazipur)のコッダ(Kodda)に建設される。
サミットエース・アライアンスパワー社のモハンマド・モザメル・ホサイン代表取締役、BPDBのミナ・マスド・ウッザマン次官、電力エネルギー省のシェイク・ファエズル・アミン次官補が首都ダッカ(Dhaka)で調印を行った。
サミットグループのムハマド・アジズ・カーン会長は調印式で、この発電所により、ガジプール市街とカリアコイルハイテクパークに電力を安定供給できるようになると話した。
ガジプールには衣料品を始めとする多数の工場があるが、たびたび電力不足に見舞われるため、ディーゼル動力の自家発電機を設置せざるを得ない。
現在の電気料金は1単位(1キロワットアワー)当たり20タカ(27.3円)だ。カーン氏の発表によれば、BPDBは1単位当たり7.15タカ(9.78円)(重燃料使用時)、または2.8タカ(3.83タカ)(天然ガス使用時)で販売するという。ナスルル・ハミド電力エネルギー担当国務相、アーマド・カイカウス電力次官、BPDBのカレド・マームード長官も調印式に出席した。
2011年、スリランカとバングラデシュの合弁会社アトキンアライアンスがこのプロジェクトを入札した。だが、用地不足によりプロジェクトを実施できなかった。その後、サミットグループがアトキンアライアンスの株式を購入した。
発電所は2018年3月に商業稼働を開始する見込みだ。
発電所はカリアコイルハイテクパーク内にあるサミットテクノポリス社(サミットグループとインドのインフォテックパークの合弁会社)に接続される。
The Daily Star Apr 13 2017
http://www.thedailystar.net/business/summit-group-signs-149mw-power-deals-1390438
翻訳:長谷川
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