国内では今夜、幸せと赦しの聖なる夜"シャベバラット"が宗教的熱狂と共に催される。
イスラム教徒(ムスリム)は夜通し特別礼拝やコーランの朗読を始めとする儀式を行い、人類の幸福を願って神の祝福を求める。
さらに、親族やムスリム聖人たちの墓地を訪れ、貧しい人や隣人、友人、親族に菓子や自家製の食べ物を配る。
ムスリムの教義では、この夜アッラーは全ての生き物に対し、それぞれの行いを鑑みて次の1年間の運命を決定するとされる。
ムスリムはこの高貴な夜、自分たちの罪に対する赦しを求めるとともに、聖なるラマダン(断食月)への準備を整え、アッラーに祈りを捧げる。
一方、シャベバラットを控えた昨10日、ダッカ警視庁(DMP)はかんしゃく玉に加え、あらゆる類の爆発物やクラッカーの携帯を禁止した。
DMPはシャベバラットの神聖さを守り、無事に執り行われるためにこの禁止令を実施すると報道発表した。
禁止令は11日午後6時から12日の午前6時まで実施される。
The Daily Star May 11 2017
http://www.thedailystar.net/frontpage/shab-e-barat-tonight-1403965
翻訳:長谷川
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