バングラデシュ輸出加工区庁(BEPZA)はチッタゴン(Chittagong)ミルサライ(Mirsarai)に経済特区を設置し、45億ドル(5009億円)の投資誘致を目指す。
BEPZAやバングラデシュ経済特区庁(BEZA)は18日、首都ダッカ(Dhaka)の内閣府で特区に関する了解覚書を交わした。
BEPZAの発表によれば、経済特区には約350の産業拠点が設けられ、50万人の雇用を創るという。
内閣府のアブル・カラム・アザドSDG問題調整長官の立ち会いの下、BEPZAのモード・ハビブル・ラーマン・カーン長官とBEZAのパバン・チョウドリー長官が合意した。
カーン氏はBEZAは経済特区を設置するため、BEPZAに1150エーカーの土地を割り当てたと話した。
BEPZAが国内各地に所有する8カ所の輸出加工区(EPZ)は、既に投資誘致について評判を得ている。
パバン氏はBEPZAは成功した組織だと話した。
BEPZAは成功へ向かって進んでおり、投資誘致において他が見習うべき優れた例を打ち出したと、アブル氏はいう。
「BEPZAは外国投資家にとってブランドです。このブランドイメージは経済特区への投資誘致において重要な役目を果たすでしょう」
BEPZAは2009年から16年まで、26.6億ドル(2960億円)の投資を誘致した。
今年4月時点、8カ所のEPZに対する累計投資額は42.8億ドル(4764億円)だった。EPZでは462の産業拠点が稼働し、現在までに581.7億ドル(6兆4749億円)相当の商品を輸出し、46万9929人に仕事を提供している。
バングラデシュ/The Daily Star May 22 2017
http://www.thedailystar.net/business/bepza-eyes-45b-investment-mirsarai-economic-zone-1408750
翻訳:長谷川
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