国外在住バングラデシュ人(NRB)を国内で雇用する機会を生み出すため、地域ベースの職業サイト"www.nrbjobs.com"が23日に立ち上げられた。
このサイトは外国での地域ベースの職業ポータルサイトとしての役割も持ち、国外在住バングラデシュ人起業家がNRBに対して募集広告を出すことができる。
NRB起業家は時に他のNRBを雇用しようとするが、コミュニケーション経路が無いために適切な人材をあまり見つけられない。nrbjobs.com代表取締役兼経営責任者のM・E・チョウドリー氏は話す。
同時に熟練したNRBをバングラデシュ国内の発展のために雇用する助けにもなる。政府は外国人ではなく、バングラデシュ人を任用する支援を受けられる。
国外在住バングラデシュ人は1500万人ほどで、多くは自身で事業を行っているという。
ジュナイト・アーメド・パラクICT担当国務相がサイトの立ち上げ式を行った。
「これまで我々は国外への頭脳流出を懸念していました。ですが、このポータルサイトはそれをひっくり返すことができます」
政府の取り組みや適切な政策による支援を通じ、バングラデシュ国内には大規模なデジタルインフラが構築され、今やNRBは国内で働くことができると国務相はいう。
チョウドリー氏によれば、サイト構築に先立って5年間の調査活動を行ったことで、国内と国外バングラデシュ人の間に強力なつながりができたという。
その一方、国内求職者も職を得るため、nrbjobs.comに履歴書を登録している。
バングラデシュ銀行のジャマルッディン・アーメド取締役、バングラデシュコールセンター・アウトソーシング協会次期会長のワヒド・シャリフ氏も祝辞を述べた。
The Daily Star May 25 2017
http://www.thedailystar.net/business/job-site-launched-nrbs-1410385
翻訳:長谷川
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