【Financial Express】16日、コックス・バザール(Cox’s Bazar)県のマタルバリ深海港の正式工事が始まった。
「夢のプロジェクトに向けて、日本のコンサルタント会社が本日私たちと会議を開き、正式工事を開始しました」
チャットグラム港湾局(CPA)会長のS・Mアブル・カラム少将が、CPA会議室で開かれた記者会見で述べた。
CPAは昨年9月23日、日本工営と契約を結んだ。
「チャットグラム港の取扱い量を増やすため、深海港を建設することは時代の要請でした。建設工事が完了すれば、ダッカからコックスバザールまで新たな経済ベルトが繋がり、経済を後押しすることになります」
「来るべき2025年には、深海港の運営を開始できると期待しています。現在、新型コロナウィルスのリスクがあるにも関わらず、日本企業が働いてくれることは、プロジェクト作業の進展にとって希望となっています」
CPAのメンバーでプロジェクトディレクターのモハンマド・ジャファー・アラム氏は述べた。
プロジェクトが完成すれば、8千~1千個のコンテナを積んだ船舶が停泊できるようになる。今のところ、80万個のコンテナ取扱い量を予定しているが、将来的にはさらに増強する予定だという。
「深海港には河川と接続する長さ400メートルの桟橋を建設する予定です。その後、鉄道と道路が接続されます」
アラム氏はさらに、多くの港が一機関の管理下で運用できるとした。マタルバリ深海港はCPAの管理下にある。
「深海港の建設プロセスは日に日に進んでいます。海域内の水路の建設はほぼ完了しました。今後、計画に沿って水路を拡張していく予定です」
「責任を持って取り組んでいます。第一段階では設計と土木工事を完了させます。第二段階では取扱い機器を集めます。地震のリスクを考慮して、日本の最新技術を使って深海港を建設します」
日本工営のホタニ班長は述べた。
記者会見には、CPAのモハメド・オマル・ファルク秘書官や幹部らも出席した。
Bangladesh News/Financial Express Nov 17 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/construction-of-deep-sea-port-at-matarbari-formally-begins-1605588493
翻訳:吉本