Apexが海外へ進出

Apexが海外へ進出

【The Daily Star】エーペックス履物(Apex Footwear)は、ヒマラヤの王国、ネパールに初の海外店舗をオープンさせた。

バングラデシュの履物製造、小売、輸出大手(エーペックス)は11月14日、ネパールの首都カトマンズにベントゥリニ(Venturini)ストアを立ち上げた。

「次の市場はアジアです。私たちはネパールに最初の店舗をオープンし、国際市場への参入を開始しました」
バングラデシュの履物産業を牽引してきたエーペックスのサイード・マンズール会長は、まず南アジア市場を開拓し、その後10年で他のアジア市場へ進出するとした。

エーペックス履物は現在、スリランカとブータンに店舗を開設するための市場調査を行っている。

【中略】

エーペックスは1990年1月4日設立で、バングラデシュの両(ダッカ、チャットグラム)証券取引所に上場している。

同社は前面には出ていないが、ヨーロッパや北米、日本など、世界135カ国の主要な輸出市場に進出済みだ。

現在、南アジア最大の靴メーカーとして、バングラデシュの革靴輸出の約15%を担う。

2018-19年度の年間売上高は158億880万タカ(208.9億円)に達した。だが、今年はコロナ禍の影響で収益は40%ほど落ち込む。

前年度10.91タカ(14.4円)だった一株当たりの利益(EPS)は、昨会計年度(19年7月ー20年6月末)には5.62タカ(7.4円)となった。

それにもかかわらず将来が明るいのは、2020-21会計年度第1四半期(7-9月)、EPSが二倍になった事実があるからだ。

9月30日現在、同社の1株当たり純資産額は252タカ(333円)、株式は前日比0.09%高の219.3タカ(289.8円)で取引を終えた。

「カトマンズ店舗とベントゥリニブランドへの反応は非常に励みになってます」
マンズール氏は述べた。

【中略】

エーペックスは来年前半、デリーとムンバイにも店舗を開設する予定だ。

「南アジアだけでなく、中東市場への参入も視野に入れています」
ラジャン・ピライ最高経営責任者(CEO)は述べた。

だがピライ氏は、年間売上高だけで「トップ・ブランド」と呼ばれることに抵抗があるという。

エーペックスが品質面でトップブランドにあるのは間違いないが、将来は国際ブランドとして際立った存在になることを確信しているからだ。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 18 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/apex-goes-global-1996817
翻訳:吉本

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