PSVR、売上100万台越え

ソニー株式会社ゲーム部門のアジア担当長は7日、バーチャルリアリティ(VR)ヘッドセットを全世界で100万台以上販売したことを明らかにした。比較的低価格であることが早期のリードに繋がった。

ソニー・インタラクティブエンターテインメントジャパンアジアの盛田厚社長は取材に対し、10月に発売されたプレイステーションVRヘッドセットの売り上げは"我々の期待を上回った"とした。

「我々は生産を加速しており、これに伴って供給不足が解消されるでしょう」
盛田氏はロイター通信に話した。

販売の勢いを受け、評論家らは手ごろ価格と主力商品であるプレイステーション4のユーザー約6千万人への働きかけにより、ソニーは早期のリードを築ける有利な立場あるという見方を強めている。

プレイステーションVRは新しい装置は必要とせず、プレイステーション4と連動するように設計されている。小売価格は399ドル(4.4万円)で、フェイスブックのオキュラスリフト(599ドル、6.61万円)やHTCコーポレーションのVive(799ドル、8.81万円)よりも安価だ。

調査会社インターナショナル・データ・コーポレーションによれば、2017年の当初3カ月間で全世界で約200万台のVRヘッドセットが出荷されたという。スマートフォン用の安価なヘッドセットを除けば、ソニーは42.9万台で出荷数第1位だった。

この状況について盛田氏は、究極的にはVRがテレビに取って代わるというソニーの長期的展望の始まりに過ぎないと強調した。

「VR技術はテレビの誕生以降で最大の技術革新だと思っています。VRにより、家にいながら世界遺産のある場所や宇宙への旅が可能となります。タイムマシンやどこでもドアのように」
盛田氏は話した。

バングラデシュニュース/The Daily Star Jun 08 2017
http://www.thedailystar.net/business/global-business/sonys-playstation-vr-headset-sales-top-1m-units-1416949
翻訳:長谷川
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