【The Daily Star】8日、ニューヨークで行われた選挙で、前駐日大使で、バングラデシュの国連常任代表大使のラバブ・ファティマ氏が、国連開発計画(UNDP)、国連人口基金(UNFPA)、国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)理事会の副総裁に選出された。
理事会会長にはブルガリア大使が、その他の副総裁にはオランダとガンビア大使が選出された。
「これにより、バングラデシュは他の理事会メンバーや国連の重要な3つの機関のリーダーと密接に連携し、その活動に戦略的な指針を提供することができるようになります」
バングラデシュ国連常任代表団は声明で述べた。
UNDP、UNFPA、UNOPSは、国連の開発アジェンダを推進するため、現場レベルで具体的な権限を持っている。
UNDPは貧困緩和と持続可能な開発に主眼を置いた最大の国連機関である。UNFPAは人口問題と家族計画問題を担当し、UNOPSは平和、開発、人道問題などの分野で横断的に活動する。
新たに選出された理事会の第1回会合で挨拶に立ったファティマ大使は、彼らの支援への謝意と、重要な国連機関活動に貢献するバングラデシュの能力への自信を示した。
また、現在、新型コロナウィルスからの復興に向けた努力が進む中、代表団が彼らの活動を全面的に支援することを約束した。
今回の選挙は、シェイク・ハシナ首相のリーダーシップの下、世界的な開発アジェンダの実施のために国連機関やその委員会と協力してきたバングラデシュの強いレガシーを背景に、バングラデシュが享受する信頼と自信を示すものとなった。
ファティマ大使は現在、ユニセフ理事会の会長も務めている。
Bangladesh News/The Daily Star Dec 9 2020
https://www.thedailystar.net/city/news/rabab-fatima-elected-vp-3-un-agencies-2008265
翻訳:吉本