【The Daily Star】新型コロナパンデミックが続き、経済的な不確実性にもかかわらず、投資家の信頼が高まったことで、 2020年の国内株式市場は20％以上上昇した。

ダッカ証券取引所のベンチマーク指数「DSEX」は、年初の1月1日には4453ポイントだったが、12月末には5402ポイントとなった。

市場アナリストによると、市場規制当局の長年に渡るリーダーシップの変化やバングラデシュ銀行の政策支援など、多くの指標が投資家の信頼感の増加に好影響を与えたという。

コロナ禍の2020年は、保険会社の株がほぼ2倍になった年としても記憶に残るだろう。

アナリストによれば、代理店への手数料の引き下げが保険会社の収益を増加させた一方、株式の噂やギャンブルが株の急激な上昇を煽ったという。

新型コロナウィルスの蔓延を抑制するため、政府は3月26日から5月30日までの間、全国すべてで経済活動を停止させた。

この2カ月間は国内の取引所も閉鎖され、1971年の独立戦争以来、最長の取引停止期間となった。

その結果、4～6月にかけて、ほぼすべての産業で収益が25～30％減少した。

だが、DSEXは年末までに、5400円台を突破することができた。

これは、シブリ・ルバヤット・ウル・イスラム教授の新しいリーダーシップの下、バングラデシュ証券取引委員会（BSEC）が実施した一定の取り組みに加えて、投資家の信頼感が高まったためだと、株式投資家のマスドゥル・ラーマン氏は述べている。

「市場は過小評価されていたので、投資家は収益減少にもかかわらず資金を投資しました」

【後略】

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20年は株式市場成功の年