昨年7月1日に首都ダッカ(Dhaka)のグルシャン(Gulshan)にあるホーリー・アルチザン・ベーカリーで起こったテロ攻撃で殺害された20人の外国人とバングラデシュ国民の各家族に対し、補償として139.5万タカ(190万円相当)が支払われる。
昨日、財務省は内務省に政府の決定を通達した。
政府は補償のために2,790万タカ(3,800万円相当)が必要となる。
この件については、当会計年度の予算に割り当てがある。
アブル・マール・アブドゥル・ムヒト(AMA Muhith)財務相は事務局で、被害者の家族の補償を決定したことを記者団に語った。
内務省の関係者は、政府はまもなく家族に補償金を支給するだろうと述べた。
別の内務省当局者によれば、イタリアのバングラデシュ大使館は最初にバングラデシュ政府に対し、イタリアの被害者の家族に補償を支払うという提案を送ったとされる。
その後、シェイク・ハシナ(Sheikh Hasina)首相と財務相がこの問題について話し合い、20人の被害者の家族全員を補償する決定が下されたと財務省の関係者は述べた。
20人の犠牲者のうち、マルコ・トンダット(Marco Tondat)さん、ヴィンセウゾ・ダレストロ(Vinceuzo Dallestro)さん、シミナ・ロンティ(Simina Ronti)さん、マリア・リボリ(Maria Riboli)さん、ナディア・ベン・シューティ(Nadia Ben Soetti)さん、アデレ・パグリシ(Adele Puglisi)さん、クラウディオ・カッペリ(Claudio Cappelli)さん、クリスチャン・ロッシ(Christian Rossi)さん、クラウディア・マリア・ダントナ(Claudia Maria D'Antona)さんの9人はイタリア人である。
日本人の犠牲者は、橋本秀樹さん、小笠原公洋さん、岡村誠さん、田中宏さん、酒井夕子さん、黒崎信博さん、下平瑠衣さんの7人。
さらに、インド出身のタリシ・ジャイン(Tarishi Jain)さんも犠牲となった。
バングラデシュ人ではアビンタ・カビラ(Abinta Kabir)さん、ファラーズ・アヤーズ・ホサイン(Faraaz Ayaaz Hossain)さん、イスハラット・ジャハン(Ishrat Jahan)さんの3人がこの野蛮な攻撃で亡くなった。
バングラデシュニュース/The Daily Star July 06 2017
http://www.thedailystar.net/frontpage/gulshan-attack-families-20-victims-get-compensation-1428898
翻訳:松本
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