
【Financial Express】2月24日、バングラデシュと日本の共同プラットフォーム会議が、ほぼ2年ぶりに開催される。
会議は、官民パートナーシップ(PPP)構想の下、インフラプロジェクトへの日本からの70億ドル(7769億円)の投資の可能性に焦点を当てる予定で、政府レベルの取り決めによって前進すると予想される。
PPP局(PPPA)の情報筋によると、日本の国土交通省(MLIT)との調整を経て、スケジュールを決定したという。
第3回共同プラットフォーム会議は19年3月29日に開催された。第4回会議は20年3月12日にダッカで予定されていたが、国内で新型コロナウイルス感染者が明らかになったことを受けて延期された。
会議では、MLITの諮問機関である日本の民間投資家のサブワーキンググループ(SWG)が選定した6つの道路・鉄道プロジェクトについて、議論することになっていた。
情報筋によると、内閣府(PMO)はすでにこの点で日本側から暫定的なスケジュールを提示してもらい、第4回会議の開催許可を与えたという。
だが、以前選定された2つのプロジェクトが関係当局によって取り下げられたため、今回の会議では新規プロジェクトについて議論することになる。
2017年に開催された初めての共同プラットフォーム会議では、政府間パートナーシップにより、18プロジェクトを議論したが、SWGはそのうち6プロジェクト、コムラプール鉄道駅、空港駅、チャットグラム(Chattogram)-コックスバザール(Cox’s Bazar)ハイウェイ、外環道、ディラズラム内陸コンテナ集積地、大量高速鉄道2号線の整備や複合交通ハブ化を選定した。
これらのプロジェクトすべてを合わせた推定費用は70億ドル未満だと、情報筋は述べた。
だが、空港駅複合交通化やディラズラム内陸コンテナ集積プロジェクトは、バングラデシュ鉄道(BR)が日本の双日株式会社のコンセプト提案を受け入れなかったため落とされた。
PPPAやBRの関係者は、2つのBRプロジェクトについて、国交省やSWGから新たな提案はなかったとした。
「そのため、第4回会議で議論する新しいプロジェクトを検討しています」
担当者は述べた。
選定された6プロジェクトのうち、BRはコムラプール駅複合交通ハブ化で、道路ハイウェイ局はチャットグラムーコックスバザールハイウェイプロジェクトで、進展を遂げている。
情報筋によると、PPPAと国土交通省は7月初旬、新しいプロジェクトが決まったとき、事実上の会議をバーチャルで開催したという。
その中には、ボラ(Bhola)-ボリシャル(Barishal)橋プロジェクトやペイラ(Payra)港湾局の深海コンテナターミナルプロジェクトなどが含まれる。
Bangladesh News/Financial Express Feb 4 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bangladesh-japan-joint-platform-meeting-on-february-24-1612410609
翻訳:吉本