ダッカは世界140都市中、住みやすい都市の137位にランクされているという調査が明らかになった。
エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がまとめたグローバル・ライブラリー・レポートによれば、最も住みやすいのはメルボルンで、オーストリアの首都ウィーン、カナダのバンクーバーが2位と3位にランクインしているという。
住みやすさ最下位はダマスカスだった。
インドタイムズ紙によると、住みやすい都市はトロント(4位)、カルガリー(5位)、アデレード(6位)、パース(7位)、オークランド(8位)、ヘルシンキ(9位)、ハンブルグ(10位)と続く。
調査によると、上位5都市の順位は変わらないが、過去数年で世界の不安定性が増加し、多くの都市のスコアが不安定になっているという。
「新しい現象ではないが、テロの頻度と広がりは目立つようになり、さらに顕著になっている」
「フランスや英国で繰り返される攻撃事件は地域全体の都市でテロ警報を発し、安定性スコアを低下させる伝染的効果をもたらした」
一方、イラク、リビア、シリア、トルコでは武力紛争が依然として市民の不安対象になっているが、ナイジェリアなど多くの国は反政府勢力と闘い続けている。
「米国などの比較的安定した国でさえ、ブラック・ライブス・マター(黒人の命だって大切)運動やトランプ大統領が提案した政策に関連して市民の不安が高まっている」
EIUは全体的な平均生存率スコアが過去5年間で0.8%低下し、74.8%となったという。
最も住みやすさが低いワースト都市はダマスカス(140位)、ラゴス(139位)、トリポリ(138位)、ダッカ(137位)、ポートモレスビー(136位)、アルジェ(135位)、カラチ(134位)、ハラレ(133位)、ドゥアラ(132位)、キエフ(131位)と続く。
評価はある都市における個人の生活様式に提示される課題を定量化し、都市同士を直接比較することを可能にする。
各都市には、安定性、医療、文化、環境、教育、インフラに分類した30以上の定性的および定量的要因に対し、相対的快適性の評価が割り当てられた。
バングラデシュニュース/Prothom Alo Aug 16 2017
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/156567/Dhaka-137th-out-of-140-in-liveable-city-list
翻訳:松本
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