【Prothom Alo】インドネシアはラカイン州の平和を回復し、人道援助への即時アクセスを可能にする"フォーミュラ4+1"と呼ぶ提案をミャンマー側に提出した。
提案には、(i)安定性と安全保障の回復、(ii)最大限の自制と非暴力、(iii)人種や宗教にかかわらずラカイン州のすべての人に対する保護(iv)人道援助への即時アクセスの重要性の4要素が含まれる。
インドネシアのルトノ・マルスディ外相はミャンマーの首都ネピドーでアウン・サン・スー・チー国家顧問と会談し、この提案を行った。
「人類や安全保障の危機が悪化しないように、最初にやらなければならない4つの要素です」
ルトノ外相は説明した。
もう一つの重要な要素は、コフィ・アナン氏が率いるラカイン州の諮問委員会レポートの勧告で、ただちに実施するよう提案した。
会談の中でルトノ外相は、インドネシアの人道NGOがミャンマーに対し、懸念と高い参加意欲を持っていることを表明した。
外相はこの点に関し、8月31日、ミャンマーのためのインドネシア人道同盟(AKIM)を立ち上げたばかりだと話した。
同盟は11の人道組織から成り、(i)教育、(ii)健康、(iii)生計/経済、(iv)救済の4つの問題を優先的に支援する。同盟による援助額は2百万ドル(2億1745万円)に達するという。
「ミャンマー政府はいくつかのプログラムをインドネシア政府と実施してきたので、AKIMのアクセスを引き続き許可されることをお願いします」
UNBが火曜日入手した文章で外相はそう述べていた。
ラカイン州のロヒンギャムスリム少数派に対する現在の迫害についてバングラデシュ高官と話し合うため、レトノ外相は火曜日、ダッカに到着した。
そして午後4時、AH・マームード・アリ外相とパドマ迎賓館で会談した。
午後7時からハシナ首相と会談し、7時45分から記者会見を行うという。
隣国ミャンマーで暴力行為が急増した8月25日以降、12万3000人のロヒンギャムスリム(イスラム教徒)がバングラデシュに避難した。大半は女性と子どもたちだ。
バングラデシュニュース/Prothom Alo Sep 5 2017
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/158595/Indonesia-submits-proposal-to-resolve-Rohingya
翻訳:松本
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