【The Daily Star】新型コロナウィルス感染者及び死亡者が急増していることを受け、関係当局はバスや列車、フェリーの乗客輸送に制限を設けた。

バスやミニバスは定員の50％と必要な健康上の安全ガイドライン維持を条件に、本日より従来運賃の60％増しの料金となる。

バングラデシュ鉄道(BR)は30日、列車定員数の半分のチケット販売を開始した。だが、すでに4月4日までの前売り券が販売されているため、半数の乗客で運行を始めるには数日かかる可能性がある。

フェリー会社は30日から、50％の乗客をデッキに乗せるよう指示された。ただし、フェリーや列車の運賃に変更はない。

政府は29日、国内で急増する新型コロナウィルス蔓延防止のため、新たな指示を出した。

首相官邸から出された指示によると、公共交通機関は定員の50％以上の乗客を運ぶことはできない。

また、感染率の高い県への移動には制限が設けられ、必要に応じて全面的に中止しなければならないとした。

新しいバス料金は、政府がさらなる指示を出さない限り、今後2週間は適用される。

政府は昨年、パンデミック拡大を抑えるために同様の措置をとった。だが、バスやフェリー会社には、定員の50％を超えて運行していたとの疑惑が付きまとった。

ある交通機関は、ほとんどのオフィスや会社、工場が営業しているため、バス、特に市営バスの乗客を50％にすることは難しいだろうと述べた。

「この決定は、むしろ乗客の苦痛を増大させるでしょう」
バングラデシュ・ジャトリ・カルヤン・サミティのモザッメル・ホック・チョードリー事務局長は本紙に語った。

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公共交通定員の半分で運行