治療後、キャンプに戻す

【The Daily Star】負傷したロヒンギャをチッタゴン医科大学病院(CMCH)で治療を受けさせた後、警察は彼らをコックスバザール(Cox's Bazar)のテクナフ(Teknaf) 避難キャンプへ 戻し始めた。

決定は火曜日、CMCHのジャラル・ウディン理事長やチッタゴン警察のイクバル・バハール署長、CMP・アブドゥル・ワリッシュ県令(北部担当)が参加した会合で下された。

「決定に従い、病院側はロヒンギャ退院前にCMCHにいる警察責任者に通告します。警察はテクナフに送り返す前、ロヒンギャを拘束します」
CMCHのブリグ・ゲン・ジャラル・ウディン理事はデイリースターに話した。

警察と病院関係者はロヒンギャが退院後、市内や他の場所に行ってしまわないようにこの決定を下したという。

「7人のロヒンギャは今日(13日)退院するが、市内の様々な場所で留め置かれていた別の14人は昨日、親族と共に、警察護衛の下、バスでテクナフへ送り返されました」
アブドゥル・ワリッシュ県令は話した。

CMCHにいる警察によると、ミャンマーラカイン州の軍事攻撃を逃れてバングラデシュに逃げて来たロヒンギャのうち、負傷していた102人は昨日までにCMCHに入院したという。

治療を受けた15人のロヒンギャは病院へ連れて来た組織の管理の下、すでに退院したと、CMCHに詰める警察官のアラウディ・タルクダール副所長補佐は話した。

現在、負傷したロヒンギャ80人がCMCHで治療を受けているが、2人以上のロヒンギャが治療中に死亡したという。

一方、チッタゴン(Chittagong)県ハサザリ(Hathazari)、ロハガラ(Lohagara)、シタクンダ(Sitakunda) 、バンシュカリ(Banshkali)郡から退院した43人以上のロヒンギャは、この3日の間でテクナフの避難キャンプへ送還されたと、警察筋は話した。

「全ての警察署の責任者は、ロヒンギャが県内に留まることができないよう警戒を続けることが求められています」
状況について尋ねたチッタゴン県の警察責任者ヌール・E・アラム・ミナ氏は答えた。

「それ以外にユニオン議会(UP)の議長や議員は、それぞれの地区でロヒンギャを見かけたら警察に通報するよう求められています」

「私たちはすべての郡行政官や警察に、県内で見つけたロヒンギャをコックスバザールに送還するよう指示しました」
チッタゴン県のジルール・ラーマン・チョードリー県令はデイリースターに話した。

バングラデシュニュース/The Daily Star Sep 14 2017
http://www.thedailystar.net/city/rohingyas-being-sent-back-camp-after-treatment-1461910
翻訳:吉本
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