【Financial Express】ロヒンギャ難民の支援として、バングラデシュは国内外の機関から270トンの食糧を受け取った。政府はさらに500トンを拠出する。
8月25日に反政府勢力が数十カ所の警察署や軍事基地を襲撃したことによる軍の報復攻撃から逃れるため、40万人以上のロヒンギャがミャンマーを離れた。大部分はイスラム教徒だ。
災害対策省は21日、20日の時点で42万4千人のロヒンギャが国境を越えてバングラデシュに入っていると発表した。bdnews24の報道による。
「彼らを14カ所のキャンプに収容しています。5575人の新規難民は生体スクリーニングを受けました」
モファッザル・ホサイン・チョウドリー・マヤ災害対策相はダッカ(Dhaka)でメディアに向けて話した。
バングラデシュはロヒンギャがミャンマーに戻るまで支援を行うという。
「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は食料や避難所、健康管理の支援を提供するとのことです。世界食糧計画(WFP)は40万人へ4カ月間にわたる食糧支援を約束しました」
衛生工学局は各キャンプに1万4千本の飲料水を提供している。災害対策相は管井戸100基とトイレ500カ所を設置したと補足した。
加えて、8時間ごとに6万4千リットルを供給できる移動式水処理プラントが導入されたという。
政府は40万人を超える新規難民を1カ所に集め、適切に支援物資を配ることができるように動いている。
難民を収容するため、コックスバザール(Cox's Bazar)のクトゥパロング(Kutupalong)の2000エーカーの土地に14棟の小屋を建設中だとチョウドリー災害対策相はいう。
「我々はロヒンギャ問題を人道的見地から考えています。バングラデシュにとっては苦しい事ですが、彼らのために新しいキャンプを用意しています。難民にあらゆる類の支援を保証するために取り組んでいます」
Bangladesh News/Financial Express Sep 21 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/national/270-tonnes-of-food-aid-for-refugees-has-arrived-in-bangladesh-says-minister-1505982859
翻訳：長谷川
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