【Financial Express】世界経済フォーラム(WEF)が発表した年次指標によると、バングラデシュの世界的な競争力はこの4年間で最も向上しているという。
水曜日に発表された2017-18年のグローバル競争力指数(GCI)では137カ国中99位と順位を7つ上げた。
昨年は138カ国中、106位にランクされていた。
最新ランキングデータは、バングラデシュが順位を8つ上げた2013ー14年以来最大の進歩を示している。
ダボス・フォーラムとして知られるWEFは、2011年から"グローバル競争力レポート"を発行している。
過去2年間、7%以上のGDP成長率を達成したバングラデシュ政府は、2017~18年度7.4%の目標を設定した。
WEF指数は機関、インフラストラクチャー、マクロ経済環境、保健、教育、市場効率、労働市場、金融市場の発展、技術能力、市場規模、革新、ビジネスの洗練など、12の基本要素に基づいている。
バングラデシュは最新格付けで7点満点中3.9点で、12項目全てでスコアが改善された。
一方、インフラ、官僚主義、スキルを持つ労働力、労働倫理は不十分で、資金調達や政策と税率が不安定であることはバングラデシュで事業を行う上で最も重要な問題だと判断している。
スイスは9年連続でトップで、米国、シンガポール、オランダ、ドイツの順に続く。
南アジアでインドは最も順位が高く、40位だった。
ブータンは順位を15上げて82位、ネパールは順位を10上げて88位になった。ヒマラヤの2つの国は世界で最も改善された国のひとつになっている。
スリランカは南アジアで3番目に競争力のある国で、85位にランクされている。
昨年122位のパキスタンは115位となった。
ICTのインフラストラクチャと利用改善は南アジア最大の課題のひとつだ。過去10年間、この地域では技術の整備が最も停滞していたという。
Bangladesh News/Financial Express Sep 27 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/trade/bangladesh-moves-up-seven-places-on-wefs-global-competitiveness-index-150648847
翻訳:松本
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