【The Daily Star】モファッザル・ホサイン・チョードリー・マヤ災害対策相は、コックス・バザール(Cox’s Bazar)ウクヒア(Ukhia)のクトゥパロング難民キャンプを3千エーカーに拡張するため、あらたに1千エーカーの森林を提供すると発表した。
全てのロヒンギャ難民を1カ所に収容するため、新しい土地が提供される。マヤ大臣は省内会議室で行われた記者会見で話した。
1978年以降バングラデシュへ入って来たロヒンギャ難民や一時収容所に滞在するロヒンギャ難民が、このキャンプに入ることになるという。
また、これまで7万5千以上の小屋が作られたが、政府はロヒンギャを収容するため、合計15万戸の小屋を作るとした。
ラカイン州で発生した暴力を受け、8月25日から10月4日まで50万人以上のロヒンギャ難民がバングラデシュへ入ってきたが、マヤ大臣はロヒンギャ問題について政治的行動をとることに反対した。
"キャンプに加わる施設"
現在まで6万1千人のロヒンギャが生体認証の登録を終えたが、今後2-2カ月半で全員の登録が終わるだろうとマヤ大臣。
20万人がワクチン接種を受け、6万1千人がビタミンAを受け取ったという。
政府はキャンプ内に設置した3500カ所に加え、1万7500カ所のトイレを設置することを決定した。
また、安全な飲料水を確保するため、1528本の井戸を設置した。
今後、キャンプ内に警察署と消防署が置かれるという。
Bangladesh News/The Daily Star Oct 5 2017
http://www.thedailystar.net/rohingya-crisis/more-forest-land-kutupalong-refugee-camp-maya-1471942
翻訳:吉本
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