
【Financial Express】鉄道と車道からなる国内最長のパドマ橋プロジェクトは、鉄道部分のコンクリート床板設置作業を終え、新たな段階に入った。
関係者によると、6.15kmの橋に全2959枚の床板が設置されたという。
「床板設置作業が完了したことで、我々は一歩前進しました」
プロジェクト責任者のモホンマド・シャヒクル・イスラム氏は本紙に語った。
今後、9月までに車道部分の床板設置作業終え、その後、ガスパイプライン、光ファイバー、電気、拡張ベアリング、アスファルトなどの小規模工事が行われる予定だ。
車道部分の床板は合計2917枚、これまで2689枚の設置を終え、残り228枚となっている。
イスラム氏によると、プロジェクトに関わる中国の請負業者は、すでにガスパイプラインの設置作業を開始したという。
だが、パドマ多目的橋プロジェクト事務局は、鉄道部分を3月までにバングラデシュ鉄道(BR)に引き渡すことができないため、線路の敷設まではもう少し時間がかかるとした。
パドマ橋両側まで線路を建設しているBRは、2022年6月のパドマ橋開通日に列車を運行することを目指して線路の敷設を行う。
コロナウイルスの影響で進行が遅れていることから、政府はパドマ橋の開通目標をさらに半年間延期した。
Bangladesh News/Financial Express Jun 21 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/padma-bridge-railway-slab-placement-completed-1624250078
翻訳編集:吉本