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【Financial Express】政府が公共交通機関のロックダウン規制を緩和したことを受け、国内の観光地は約5カ月の空白期間を経た19日にようやく再開された。
ただし、政府の命令でマスク着用が義務付けられるなど、すべての人が安全規制に従う義務がある。
ランガマティ(Rangamati)県では、ホテルやモーテル、レストラン、観光名所が再開され、観光業に関わる地元の人は、これで閉鎖による損失を乗り越えることができるだろうと安堵のため息をついた。
ランガマティ商工会議所は、ツアーオペレーターの損失は約2150万タカ(2773万円)に上るとの試算を示していた。
閉鎖前、ランガマティ吊り橋やポルウェル公園、ランガマティ・シシュ公園、ハッピー・アイランド、サボロング・ファウンテン、エコ・ビレッジなどの観光地は1年中賑わっていた。
「観光地の閉鎖でボート運転手の仕事はなくなりましたが、定期的に給料を払わなければなりませんでした。今は観光地が再開されて満足しています」
カプタイ湖のボートオーナー、アラウディン・ツツルさんは述べた。
「観光地は政府の指示通りに再開されました。関係当局は、観光地での健康管理を徹底するよう求められています。また、移動裁判所が定期的に巡回し、違反者を罰することになっています」
モハンマド・ミザヌル・ラーマン県令は述べた。
ナトール(Natore)県でも4カ月半の閉鎖期間を経て、観光地が再開した。
シャミム・アーメド県令は午前10時、ナトール・ウッタラ・ゴノボボンのメインゲートを開いた。だが、初日の来場者は少なかった。
パンデミック第2波の中、経済の歯車を回し続けるため、政府は8月19日からすべての観光地、コミュニティセンター、リゾート、レクリエーション施設を安全規則に従い、定員の50%を条件に再開することを許可した。
政府はこれに先立つ8月8日、継続中の全国的なロックダウンを緩和することを決定、8月11日から商店、工場、オフィスの営業再開を許可した。
また、バス、鉄道、船舶などの公共交通については、定員通りの乗客輸送が可能となった。ただし、地方行政機関が関係当局や法執行機関と協議の上、半分にする権限が与えられている。
一方、ショッピングモールや市場、商店などは、健康規則に従って午前10時から午後8時まで営業することが許可された。ホテルやレストランは午前8時から午後10時まで、50%の定員で営業することが認められた。
Bangladesh News/Financial Express Aug 19 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/national/bangladesh-allows-tourist-sites-entertainment-centres-to-reopen-1629361562
翻訳編集:吉本