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【The Daily Star】バングラデシュ製アパレル商品への強い需要に乗り、アジアの有望な輸出先である日本への7-8月期衣料品輸出は、前年同期比25.81%増の2億1753万ドル(311.9億円)に達した。
バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)がまとめた輸出振興局(EPB)のデータによると、前年同期は1億7291万ドル(247.9億円)だった。
日本は、バングラデシュの衣料品出荷額が10億ドルの大台に乗ったアジア唯一の国だ。
ドイツの市場・消費者データプロバイダーであるStatistaは、日本の2022年のアパレル市場は759億1000万ドル(10兆8893億円)になると推定している。
中国とインドの2022年アパレル市場は、それぞれ2870億ドル(41兆1498億円)と880億ドル(12兆6174億円)だ。
衣料品メーカーは世界のアパレル市場でより多くのシェアを獲得するためにアジアに注力しているが、バングラデシュ製のアイテムに対する需要はアジアの消費者の間で高まっている。
BGMEAは、2030年までに1000億ドル相当の衣料品を輸出、2025年までに世界市場の10%を獲得するためのロードマップを作成した。
EPBのデータによると、2021-22会計年度の日本向け衣料品出荷額は10億9000万ドル(1563億円)で、2020-21年度の9億4400万ドル(1353億円)から15.46%増加した。
輸出業者は、8月の輸出は前年同月比で増加したものの、世界経済の混乱と記録的なインフレが小売業に影響を与え、9月から伸びが鈍化する可能性があると警告する。
「多くのグローバルブランドは、売上高の減少と売れ残り在庫に悩まされており、現在の注文を保留にしています」
ある輸出業者は述べた。
22会計年度の衣料品輸出額は前年度比35.47%増の426億1000万ドル(6兆1094億円)だった。このうちニットウェアは36.88%増の232億1000万ドル(3兆3278億円)、織物は33.82%増の193.9億ドル(2兆7801億円)だった。
Bangladesh News/The Daily Star Sep 16 2022
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/garment-export-japan-rises-26pc-jul-aug-3120631
翻訳編集:吉本