ロヒンギャへ570万ドル支援

ロヒンギャへ570万ドル支援

【The Daily Star】コックスバザールとボシャンチャールのロヒンギャ難民と受入コミュニティのため、日本政府はユニセフに対し、子どもの保護や教育、水や衛生状態の改善に570万ドル(7億5746万円)の支援を提供する。

在バングラデシュ日本国大使館のプレスリリースによると、交換公文は、岩間公則日本大使とユニセフバングラデシュ代表のシェルドン・イェット氏によって署名された。

「ミャンマー避難民とボシャンチャールおよびコックスバザール県のホストコミュニティーに対する総合的な生計支援プロジェクト」と題されたこのプロジェクトは、コックスバザールとボシャンチャールのキャンプに住む5万8千人以上のロヒンギャ難民と、受入コミュニティーの1万人以上に、 正式な教育への公平かつ包括的なアクセス、基本的な水や衛生設備への公平なアクセス、ジェンダーに対応した質の高い子どもの保護サービスへのアクセスを強化した。

「ロヒンギャ難民の子どもたちは、安全な水や質の高い教育、保護、その他の重要な支援を必要としています。日本政府の寛大な寄付のおかげで、ユニセフはコックスバザールとボシャンチャールのロヒンギャ難民キャンプで、これらの不可欠なサービスを提供し続けることができます。 日本政府はこの危機が始まって以来、ロヒンギャ難民の子どもたちや影響を受ける受入コミュニティのために一貫して支援を強化してきました。ユニセフは日本政府のこの長期にわたるパートナーシップを誇りに思っています」
シェルドン氏は述べた。

「1月にコックスバザールを訪れた際、ユニセフが運営する学習センターでのロヒンギャ児童向けの教育プログラムに感銘を受けました。日本はミャンマーへの早期帰還を含む恒久的な解決に向けて引き続き努力するとともに、ユニセフを含む国際機関と協力しながら、難民と受入コミュニティのより良い暮らしを実現していきます」
岩間氏は、日本政府の支援がロヒンギャ難民と受入コミュニティ双方の生活条件を改善することへの期待を表明した。

2017年8月25日にロヒンギャ反政府組織とミャンマー治安機関との武力衝突が発生して以来、日本はバングラデシュのロヒンギャ難民対応をて支援し、ユニセフやその他の国連機関、バングラデシュのNGOに2億ドル(265億7740万円)以上を支援している。

Bangladesh News/The Daily Star Feb 14 2023
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/japan-unicef-sign-57m-assistance-rohingya-refugees-host-communities-3247501
翻訳編集:吉本

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