【Prothom Alo】バングラデシュ統計局(BBS)が3日発表した最新情報によると、5月は9.94%だったインフレ率は6月に9.74%とやや下がった。
4月のインフレ率は9.24%だった。
6月のインフレ率9.74%は、今年6月に109.74タカ(146.73円)だったサービスや商品が、昨年6月は100タカ(133.7円)だったことを意味する。つまり、支出は1年間で9.74タカ(13円)増加した。
インフレは富裕層と貧困層双方に圧力をかける一種の税金となっている。
BBSの最新情報によると、食品インフレ率は9.73%、非食品インフレ率は9.60%だった。 一方、農村部と都市部全体では、それぞれ9.82%、9.45%だった。
エコノミストらは新年度予算でインフレ抑制を勧告していた。 だが、先日議会で可決された予算ではインフレを抑制するための大きな措置は講じられなかった。
インフレ率は2022-23会計年度当初から上昇を始め、 昨会計年度の平均インフレ率は9.02%だった。
政府はインフレの原因は国際市場での一次産品価格の上昇だと主張するが、 ここ数週間、国際市場で商品価格が下落しているにも関わらず、国内市場はそうなってはいない。
Bangladesh News/Prothom Alo Jul 3 2023
https://en.prothomalo.com/business/5ku2nwm2xb
翻訳編集:吉本