【Prothom Alo】この24時間、デング熱の新規感染者が2134人報告されたことで、今年の感染者総は9万9994人に達した。
これまでは、2019年の10万1354人が最多感染者数となっている。
専門家によると、通常は8月と9月がデング熱感染者のピークだと考えられてきたが、ピーク期間は昨年、11月まで延長された。今年も熱帯縞蚊が大量に発生しているため、11月まで長引く可能性があるとした。
気象台も10月から11月にかけて、(蚊が大量発生する)雨天が続く可能性が高いとしている。
昆虫学者を含む保健専門家らは、デング熱感染者と死者は増え続けており、今年はどちらも過去の記録を上回るのではないかとの懸念を示す。
また、今月から来月にかけてデング熱の状況が悪化する可能性があると警告。関係当局に対し、蚊に対するあらゆる種類の大規模キャンペーンを開始するよう要請した。
「この24時間、ダッカ市では785人が、それ以外では1349人が入院した。また、今年のデング熱による死亡者数は476人に達し、2000年にデング熱が検出されて以来、過去最高となった」
保健サービス総局(DGHS)はプレスリリースで述べた。
現在、7582人のデング熱患者がさまざまな病院に入院している。そのうち3532人がダッカ市内、4050人がそれ以外となっている。
DGHSによると、今年のデング熱感染者は女性が3万7640人、男性が6万2354人、死亡者は女性が272人、男性が204人となっている。
Bangladesh News/Prothom Alo Aug 20 2023
https://en.prothomalo.com/bangladesh/cdwf7bqpww
翻訳編集:吉本