インドは中国からの投資に対する規制を一部緩和する見込み

[Financial Express]ニューデリー、7月24日(ロイター):インドは、太陽光パネルや電池製造など、専門知識が不足し、国内製造業の妨げとなっている非センシティブ分野への中国投資に対する規制を緩和する可能性が高いと、政府筋2人が明らかにした。

政府は、安全保障上の観点からそれほど敏感でないとみなされる分野を中国からの投資に開放する計画だと、名前を明かすことを望まない政府関係者の1人が語った。

この計画は、2020年にヒマラヤの辺境で衝突が発生し、その後インドが中国企業による投資の監視を強化して以降悪化した両隣国間の経済関係を改善するための第一歩となる。

2人目の当局者は、重要でない分野については「個別に判断する」と述べたが、電子機器や通信分野への中国投資の制限は継続されるだろう。

首相官邸、外務省、財務省、内務省、貿易省はコメント要請に応じなかった。

外国投資が17年ぶりの低水準に落ち込む中、政府高官らはここ数カ月、中国からの投資に対する姿勢を見直す姿勢を見せている。

ニルマラ・シタラマン財務大臣が火曜日に中国との経済関係改善を支持すると表明したのは、モディ政権の高官が公にそうしたコメントをした初めてのケースだった。

月曜日、インドの首席経済顧問のV・アナンタ・ナゲスワラン氏は、インドの輸出を押し上げるために中国からの外国直接投資を促進できると述べた。

この計画が承認されれば、過去4年間にインドによって阻止されてきた北京からの数十億ドル相当の投資が解放される可能性がある。

インドも2020年以降、中国国民に対するビザを事実上ブロックしているが、この措置により投資が妨げられていることから、中国人技術者に対する制限を緩和する可能性がある。


Bangladesh News/Financial Express 20240725
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/india-likely-to-ease-curbs-on-some-chinese-investments-1721845048/?date=25-07-2024