投資家が利益確定したため金は1.0%以上下落

[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は木曜日に1%以上下落し、2週間ぶりの安値に落ち込んだ。投資家らが米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げのタイミングについてさらなる情報を提供する可能性がある米経済データに注目してポジションを調整したためだ。

金現物は1302GMT時点で1.2%下落し、1オンス当たり2,369.29ドルとなり、7月10日以来の安値を付けた。米国の金先物は1.9%下落し、2,368.80ドルとなった。

「株式市場で目撃されている転換と同じように、市場参加者は金から他の分野に移っているのかもしれない...一方で利益確定の動きも影響しているかもしれない」とOANDAのマーケットパルスの市場アナリスト、ザイン・バウダ氏は述べた。

木曜日、世界的なハイテク株の急落により、株式市場は数兆ドル規模の急落に陥った。

「機関投資家の観点から見ると、利益確定の動きはポジション変更や他のセクターへの再配分によるものと考えられる。大幅な調整はずっと遅れていた」とバウダ氏は付け加えた。

市場は、FRBによる利下げの時期に関する予想を調整するために、金曜日の個人消費支出(PCE)データを待っている。

CME フェドウォッチツールによると、市場は9月の利下げの可能性を100%と見ている。利回りのない金の魅力は、低金利環境では輝く傾向がある。

銀現物はこの日4.8%下落して1オンス当たり27.6ドルとなり、11週間ぶりの安値となった。プラチナは1.5%下落して933.68ドルとなり、3カ月ぶりの安値に近づいた。パラジウムは2.9%下落して905.32ドルとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20240726
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-drops-over-10pc-as-investors-book-profits-1721932190/?date=26-07-2024