[Financial Express]ハンブルク、7月27日(ロイター):トレーダーらによると、フランスの小麦収穫が今夏の度重なる雨で被害を受けたことを示す新たなデータが出たことを受け、欧州小麦先物は金曜日に上昇した。
しかし、黒海沿岸の輸出業者が提示した、特にロシア産小麦の安い輸出価格と、ロシアとウクライナの収穫に関する明るいニュースにより、値上がりは限定的となった。
米国の小麦先物相場の序盤の弱い傾向も欧州価格に重くのしかかった。
パリに拠点を置くユーロネクスト取引所の9月小麦先物は、1506GMT時点で0.3%上昇し、1トン当たり220.50ユーロ(239.33ドル)となった。ユーロネクストは、雨による農作物への被害を懸念し、月曜日に2週間ぶりの高値227.50ユーロを付けた。
フランスの軟質小麦の評価は7月22日までの週に再び低下し、良または優良な状態は50%で前週の52%から低下し、収穫は依然として例年より大幅に遅れている、と農業事務所フランスアグリメールが金曜日に発表した。
「今日はフランスの収穫についてさらに悪いニュースが出たが、黒海からの輸出競争が激しく、EU産小麦の輸出市場での販売はそれほど多くない」とあるドイツ人トレーダーは語った。
Bangladesh News/Financial Express 20240728
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/wheat-up-as-french-crop-conditions-worsen-1722095502/?date=28-07-2024
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